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瀧の白糸(1933) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 瀧の白糸(1933)
製作国
上映時間88分
ジャンルドラマ,サイレント,時代劇,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
白糸の高利貸し殺しは、正当防衛(過剰防衛)だから、無罪とはいわなくとも、死刑ということは、現代ならあり得ない。→それを当時の人たちは、白糸が死刑になるというのを自然に受け止めていたとすれば、女性がいかに抑圧されていたかの一つの証になる。、、、、、、大学をでて、高等文官試験に受かって役人になるというのが、典型的な出世コースであったことがわかる。、、、、、入江たか子が、全盛時代に、どれほど魅力的だったのかがわかる。、、、、、、などなど、資料的な価値は極めて高いと思うのですが、、、、、映画として、今、どれだけ楽しめるかといわれたら、どうなんでしょう。、、、、、「欣さんに会いたい」と白糸が思うと、橋の上で欣さんがねていたり、列車から飛び降りると、知り合いがそば屋をやっていたり、白糸の裁判を欣さんが検事代理として担当することになったり、、、、、今とは、芝居のストーリー展開の文法が随分と違いますね。、、、、総じて、溝口の映画というよりも、入江の映画という印象でした。
王の七つの森さん [DVD(字幕)] 7点(2005-06-17 18:38:43)
その他情報
作品のレビュー数 8件
作品の平均点 7.88点
作品の点数分布
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6112.50%
7225.00%
8337.50%
9112.50%
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作品の標準偏差 1.17
このレビューの偏差値 43.56
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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