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早春(1956) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 早春(1956)
製作国
上映時間144分
劇場公開日 1956-01-29
ジャンルドラマ,モノクロ映画
レビュー情報
まぶぜたろうさんもご指摘のように、岡山にきた淡島が、池部と再会した時の一言、「こんちわ」は素晴らしいと思う。挨拶の魔力が端的に表現されている。この言葉の魔力が人を近づけたり、遠ざけたりする。よくよく振り返ってみると、「こんちは」は常に小津映画の中にあったのであるが、この作品ほど劇的にハイライトはされている例はないだろう。あと、通勤ラッシュのシーンにびっくり。ホームが人で文字通り溢れている。それと、元兵隊たちのなかの、郷愁にも似た感情。戦争はイヤでも、男同士でつるむ楽しさは現在とあまり変わらないようだ。
wunderlichさん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-09-21 17:15:27)
その他情報
作品のレビュー数 28件
作品の平均点 7.29点
作品の点数分布
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5414.29%
6621.43%
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8725.00%
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1013.57%
作品の標準偏差 1.46
このレビューの偏差値 58.04
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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