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《ネタバレ》 原作は未読です。
ちょっとばかり主人公が精神的に弱過ぎること(それって優しさじゃないんじゃない?)、行動が直情的過ぎること(子どもに感情移入したからって夜な夜な通えば100%バレるし、言い訳出来ないし)など、気になる点は散見されないこともないのですが、概ね納得出来る展開でした。 ただ、エンディングはどうなんでしょうか?ある意味ハッピーエンド?(少なくとも美空ちゃんにとっては)でも、金本が出所して来たらどうなることやら。梨華だって傷が癒えたらどう動くことやら。山田はダイジョブだろうけど。てか、なんだかホワッと緩めな着地点だったように思えてなりません。犯人つかまって良かったね、これで3人で幸せに暮らせるね、みたいな妙に呑気な雰囲気を感じてしまいました。獄中の高野に手紙を書く夢見る乙女状態の古川が一番それを象徴してるかも。 それと、「クズとワルしか出てこない」というコピーは少々イメージ違いました。確かにクズもワルも出て来るけど、「しか」ってことはないような。 とは言え、出演者の熱演、窓口での対応を始め綿密な取材に基いていることを感じさせる脚本等々、見応えのある1本でした。面白かった。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [インターネット(邦画)] 7点(2025-07-08 00:08:24)《新規》
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