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ジャコ万と鉄(1949) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ジャコ万と鉄(1949)
製作国
上映時間91分
劇場公開日 1949-07-11
ジャンルアクション,ドラマ,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
岸壁に砕ける波濤。荒々しい漁船のローリング。網にかかったニシンの大群とヤン衆の格闘。そして雪原を疾走する犬ソリの主観映像。
迫力満点に活写されたドキュメンタリー・タッチの映像は、紛れもなくフラハティ『アラン』の影響だ。
時化(しけ)る海を警戒して松明が群舞する夜間撮影の見事さなど、スタッフの苦労が偲ばれるロケーション撮影の場面はいずれも文句なしに素晴らしい。
伊福部昭による重低音の情景音楽が不要と思えるほど、画面に力が漲っている。
ここでの久我美子はいまいち魅力を欠くが、三船敏郎ははまり役。
とりわけ鰊番屋で披露されるワイルドで独創的なダンスは圧巻だ。
月形龍之介との格闘シーン以上に強烈なインパクトがある。
ユーカラさん [映画館(邦画)] 7点(2009-03-12 21:03:04)
その他情報
作品のレビュー数 4件
作品の平均点 7.50点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.12
このレビューの偏差値 46.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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