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SAYURI(2005) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 SAYURI(2005)
製作国
上映時間146分
劇場公開日 2005-12-10
ジャンルドラマ,伝記もの,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 予想外に面白く感じた作品でした。どう考えても妙なキャスティングで違和感ありまくり?かな?と不安を感じつつも、吹き替え版と字幕版どちらも鑑賞させて頂いた結果。褒める場所も多ければ、けなしたくなる箇所も多かったのも事実です。長くはなるが1つ1つ上げてみよう。コン・リー意外に下手(コラ)チャン・ツイィー案外上手いが、下手。ミッシェル・ヨーこれ又ビックリバリバリ上手い!演技力の凄さに腰抜けた。桃井さんいつもと変わらぬ漫画(劇画から抜け出したような迫力には脱帽)な演技は安心出来た。物語の進行は、あくまでも外人の目から見た京都置屋なイメージなのか実際の所、本当はどうなのかを知らぬ無知な1鑑賞者としてはコメントしづらい。金融列島のお兄さんはやはりハリウッドクラスで上手いし、バットマンビギニンズのお兄さんも良い味出していてサイコー。ただどうしても違和感が拭い去れないのは、置屋文化(お茶屋とするべきか?)が秘めたる場所であるのが最大の要因かも知れない。時代背景もイマイチぴんとこないし。そう言った意味では駄作でもあると言えるが、名作とも感じました。ただ、とても印象的なのが、日本人俳優の演技力は中国人俳優を越えていると思えたことが一番嬉しかった。セリフだと一番生きているのが終盤あたり。いつまでも惚れた女を待てるハンケチのお兄さん(鼻緒結びだったかな…)の長い時間をかけた情愛行動が、中国数千年の歴史よりも永く大きな日本の情の深さだと思わせるあたりは流石スピルバーグ(ドリームワークス)だなぁ、って感じ。点数の全てはミッシェルに差し上げたい。 でも本当はマコさんが全てなのだよ(笑)
成田とうこさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-10-31 20:40:51)
その他情報
作品のレビュー数 95件
作品の平均点 6.60点
作品の点数分布
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100.00%
200.00%
322.11%
444.21%
51414.74%
62526.32%
72425.26%
81818.95%
977.37%
1011.05%
作品の標準偏差 1.41
このレビューの偏差値 57.04
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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