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映画に愛をこめて/アメリカの夜 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 映画に愛をこめて/アメリカの夜
製作国仏,伊
上映時間117分
劇場公開日 1974-09-14
ジャンルドラマ,コメディ
レビュー情報
《ネタバレ》 好きなんですよね、この映画。最後に向かって一直線に盛り上がる展開があるわけでもないし、トリュフォー得意のドキっとするようなオチがあるわけでもないんです。映画に関わる人のいろんなエピソードが組み合わさりながら、作品完成までの過程が比較的地味にあまりメリハリ無く描かれています。それでも、派手さが無い分、逆にリアリティーがあって、自分も映画製作の現場にいるような気分に浸って楽しむことができる作品です。セリフのないシーンの音楽の使い方も上手です。公開時リアルタイムで観ていれば、もっと点数高かったかと思います。ちなみに、ネコのシーンは「柔らかい肌」に同じシーンがあるのでその時の苦労話ですよね。イタリア人女優のセブリーヌは、トリュフォーがロッセリーニからさんざん聞かされたバーグマンの悪口がモデルになっているらしいです。アレキサンドルが交通事故で死ぬのは、「ジャイアンツ」撮影終了間際のジェームズ・ディーンを思い出します。こういう謎解きのような、宝探しのような楽しさもありますね。
ひよりんさん [DVD(字幕)] 7点(2006-06-24 22:35:13)
その他情報
作品のレビュー数 54件
作品の平均点 7.61点
作品の点数分布
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100.00%
200.00%
311.85%
400.00%
547.41%
647.41%
71527.78%
81629.63%
9916.67%
1059.26%
作品の標準偏差 1.45
このレビューの偏差値 47.08
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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