Menu
 > 作品
 > サ行
 > 殺人に関する短いフィルム
 > θさんのレビュー
殺人に関する短いフィルム のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 殺人に関する短いフィルム
製作国ポーランド
上映時間84分
劇場公開日 1989-07-22
ジャンルドラマ,刑務所もの,犯罪もの
レビュー情報
《ネタバレ》 主人公と、主人公が見ているもののみを明るくし、周りを暗く押さえる映像法で徹底して「見える世界」を限定しつつ、それでいて淡々と殺人を描き出していく手法はなかなかのもの。

■「なぜ殺したのか」は一切描かない(というより、ない)。殺人はあまりに淡々と、突き放して描き出される。その代わり弁護士の心中はくっきりと描かれる。同じカフェにいたのに、もう少しうまく弁護できたかもしれないのに、依頼人は自らの目の前で絞首刑になる。

■タクシー運転手についても殺されるまでを描いていたが、そこはあまり利いてない気がした。これほど短い作品ながら、前半は冗長さを感じてしまった。代わりに、彼女に「この車どうしたの?」と詰め寄られるシーンの後を、個人的にはもっと見てみたかった。
θさん [DVD(字幕)] 5点(2010-12-31 19:40:02)
その他情報
作品のレビュー数 11件
作品の平均点 6.36点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
219.09%
300.00%
419.09%
519.09%
619.09%
7436.36%
8218.18%
919.09%
1000.00%
作品の標準偏差 1.92
このレビューの偏差値 46.30
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
殺人に関する短いフィルムのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS