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にっぽん泥棒物語 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 にっぽん泥棒物語
製作国
上映時間117分
劇場公開日 1965-05-01
ジャンルドラマ,コメディ,法廷もの,モノクロ映画,犯罪もの
レビュー情報
《ネタバレ》 泥棒の話が映画で好まれたのは、それが声を出してはいけない状況を伴うからかもしれない。サイレント映画ではとりわけ好まれてたんじゃないか。で、この映画、泥棒が忍び込んでいくと、子どもがフトンからじっと見ているカットになる、お菓子でなだめて帰ろうとすると、もっと頂戴と泣き出す。サイレント映画にでもありそうなコント。でもやっぱり社会派監督だから、松川事件がからんできてコメディに徹してはくれないが、三国連太郎のトボケぶりと、伊藤雄之助検事のネチネチぶりが楽しく、そもそも裁判という厳めしい公の場で、こそ泥の話をしていくその対照が面白い。泥棒というのはなぜ滑稽なのだろう、コソコソしているからか。弁護士が千葉真一だった。室田日出男は当然泥棒の一味だろうと思っていたら、進歩的な新聞記者だった。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 7点(2008-12-17 12:10:43)
その他情報
作品のレビュー数 7件
作品の平均点 7.57点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.49
このレビューの偏差値 26.67
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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