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シャレード(1963) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 シャレード(1963)
製作国
上映時間113分
劇場公開日 1963-12-21
ジャンルドラマ,サスペンス,コメディ,犯罪もの,ロマンス
レビュー情報
《ネタバレ》 旦那の葬式の場、次々と見知らぬ男たちが現われて、本当に死んでいるのを確認していくとこがおかしい(最初は鼻に鏡を当て、次はあっさり刺してみる)。こういう「殺伐としたユーモア」でいくのかと思っていると、中盤からはロマンチック路線主体になり、サスペンスコメディの線はやや減退。ロマンスものの随所に襲撃やら殺人やらのスリラーを挟む、という姿勢。一応C・グラントに謎めいた役割を与えてはいるものの、まあ彼が悪役で終わるとは思えず、そこらへんは作る側も折り込みずみで、安定したロマンチック路線の上で二転三転を楽しんでください、ということなんだろう。女性観客のための「オードリーのオシャレ映画」としての枠も考えなければならない。セリフもシャレていて、たとえばガラーンとした葬式のとき、誰も来ないのね、というのに応じて「ベッドで死んでたら警部もいなかったわ」。電話で脅迫してくるJ・コバーンが、どこにいるんだ、というグラントに応じて「俺を見つけたいんなら、後ろを振り向け、いつもお前に張り付いてるからな」なんてのもいい。終盤でまたサスペンスの線をハッキリさせ、盛り上がった気分で終わらせている。
なんのかんのさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-08-06 10:05:58)
その他情報
作品のレビュー数 96件
作品の平均点 7.31点
作品の点数分布
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61818.75%
72323.96%
82020.83%
91414.58%
1099.38%
作品の標準偏差 1.55
このレビューの偏差値 48.70
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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