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ディア・ドクター のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ディア・ドクター
製作国
上映時間127分
劇場公開日 2009-06-27
ジャンルドラマ,コメディ,医学もの
レビュー情報
《ネタバレ》 二人の場面になると、いい。多人数の公的な場では、ニセモンとニセモンに気づかない振りをしている人とが、暗黙の了解でもたれあっていられたのに、二人きりになると何か剥き出しになってしまう。八千草薫の家でぶきっちょに大葉を刻むところ、(厳密に言うと三人目の患者がうんうん言って横たわっているのだが)余貴美子が気胸を指示するところ、など。逆の意味で、剥き出しにしてるのに気がついてもらえない、瑛太に告白する場も面白い。鶴瓶のいかにも善人顔が、時折うさんくささに見えてくる。そういうホンモノとニセモンの関係といった形而上学的テーマ、それに「何にもしてもらいたくない」患者をどう扱うべきか、という倫理のテーマ、さらに無医村問題という社会派テーマ、と盛り込みすぎて焦点がぼやけてしまった感じもある。余貴美子は、今の邦画界で貴重なバイプレイヤーの位置を確保してるなあ。
なんのかんのさん [DVD(邦画)] 6点(2010-04-12 11:58:43)
その他情報
作品のレビュー数 75件
作品の平均点 7.05点
作品の点数分布
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61114.67%
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1022.67%
作品の標準偏差 1.44
このレビューの偏差値 44.93
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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