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舞姫(1951) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 舞姫(1951)
製作国
上映時間85分
劇場公開日 1951-08-17
ジャンルドラマ,モノクロ映画
レビュー情報
多くの登場人物に奥行きが感じられず、とくに肝心のヒロインが戦前松竹メロドラマの延長線上の演技で、まあ失敗作の部類に入るだろうが、ただひとりウジウジした山村聡の旦那のみ印象的である。この人はテレビではホームドラマのしっかり父さんという印象が強かったけど、映画ではけっこう暗いの専門。『宗方姉妹』はこの前年か。監督した映画も暗い。被害者意識が強くて鬱陶しさを周囲に振りまいてしまうという人、戦中は神がかったことを言ってて、今はぼんやり腑抜けという設定。家父長が身の置きどころを失ってしまった時代のお父さんを代表した俳優なのだろう。木村功がタイツ姿になるが、踊ってはくれない。岡田茉莉子は棒読み状態。チラチラと銀座が映るけど、時代を味わえるというほどではなかった。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 5点(2009-01-23 12:11:47)
その他情報
作品のレビュー数 5件
作品の平均点 6.60点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.85
このレビューの偏差値 45.35
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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