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飾窓の女 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 飾窓の女
製作国
上映時間99分
劇場公開日 1953-10-01
ジャンルサスペンス,モノクロ映画
レビュー情報
《ネタバレ》 もう不安がいっぱい。唐突な殺人から雨あがりの街へ。死体を運び出そうとすると帰ってくる住人、公園の入り口の料金所、ザザッと降ってくる木の露、信号がストップになって笑いかけてくる警官。しかしホントに怖くなるのは死体が発見されてからで、友人から捜査の進展が逐一報告されてくるの。女を突き止めたそうだと言われたとこで話が中断されたりするジラシ。ラジオのニュースの前に胃薬のCMが入るジラシ。こうやってジラすのがうまい。つい喋りすぎてしまう、というパターンは少し使いすぎたか。現場検証の場が一つのヤマ。「何の缶詰でした?」。尾行がついていたはずだ、とまず会話でユスリ屋を登場させるのもいい。このユスリ屋が部屋の中を探し回るのが次のヤマ。やけにきれいだねえ、とテーブルをなでたり、クネクネした動きが実にいやらしい。最も甘美な夢は、実は悪夢である、ということ。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 8点(2010-11-10 10:08:10)
その他情報
作品のレビュー数 19件
作品の平均点 7.53点
作品の点数分布
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200.00%
300.00%
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5210.53%
6315.79%
7315.79%
8526.32%
9631.58%
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作品の標準偏差 1.35
このレビューの偏差値 52.59
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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