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新仁義なき戦い(1974) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 新仁義なき戦い(1974)
製作国
上映時間98分
ジャンルアクション,ドラマ,シリーズもの,青春もの,実話もの,ヤクザ・マフィア,小説の映画化,バイオレンス
レビュー情報
正編に比べてラストへ向けての集中感にやや弱みがあった。若山に盃を返すところで互いにビビッてしまうあたりのユーモア、あるいは田中邦衛のフトンや手旗信号のあたりなんかはいいんだけれども、たぶん一本気の若者がいないのが寂しかったんだと思う。このシリーズでは、菅原文太とは別に、死んでいく副主人公格の若者がいて、その一本気ゆえの悲痛さが、成田三樹夫や金子信雄と対比され、映画の核になっていた。その悲痛さを立派であると賞揚するのでもなく、馬鹿だねと嘲笑するのでもなく、決して一本気ではないボス連中と互いに照射しあっているところに面白味があった。それがこれではなく、そこんとこ薄味。それと少しカメラを振り回しすぎたか。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 6点(2010-01-15 11:56:44)
その他情報
作品のレビュー数 12件
作品の平均点 6.75点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.01
このレビューの偏差値 42.65
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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