Menu
 > 作品
 > コ行
 > 怖がる人々
 > なんのかんのさんのレビュー
怖がる人々 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 怖がる人々
製作国
上映時間117分
劇場公開日 1994-04-23
ジャンルファンタジー,オムニバス,小説の映画化
レビュー情報
まず「箱の中」。なんかつい撮影状況を想像するほうで楽しんでしまうところがあって、映画として楽しめたかは微妙。警備員の声は届くが、こっちの声は聞こえてない、という状況。「吉備津の釜」。記憶が立ち上がってくる気配がいい。オチがついてかえってつまらなくなってしまう例。「乗越駅の刑罰」。斉藤晴彦はミスキャストだったが、萩原流行は意外と気にならなかった。花王おさむがいい。不当な非難じゃないんだよね。こっちにもちょっと疚しさがあって、これがあると身に沁みる度合いが深まる。たとえば『激突!』がそうだったように。身内までも糾弾に加わってくる。杉山とく子もいい。「火焔つつじ」。ここでは脅かすものが登場しない。女の嫉妬なんだけど。なかなか開かない雨戸の外にある。二人のときに長回しって効果があるみたい。「五郎八航空」。最後は笑いで締める。理解しがたい状況もの。じっくり怖がらせてくれる一本の映画の方が好きだけど、いろんな「怖い」のパターンがある、という索引の面白さを見せるオムニバスだった。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 6点(2010-12-27 14:46:46)
その他情報
作品のレビュー数 6件
作品の平均点 6.00点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4116.67%
5116.67%
6116.67%
7350.00%
800.00%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 1.15
このレビューの偏差値 50.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
怖がる人々のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS