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赤ちゃん泥棒 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 赤ちゃん泥棒
製作国
上映時間94分
劇場公開日 1988-03-26
ジャンルアクション,コメディ,犯罪もの,ロードムービー
レビュー情報
《ネタバレ》 一度でも子どもを産んだことがある人は、観ていて不快になるのかもしれないですね。確かに「五人もいるのだから一人くらいさらってもいい」は主人公たち側の勝手な理屈には違いないんですが、ただ、被害者が子どもを愛してやまないような親ではなく、子どもがさらわれるというドタバタの最中でも、しれっと自社CMをやっちゃうようなこれまたズレた真剣味のない親だから、悲劇ではなくコメディになってしまうのだと思います。どうかしたら泥棒たちのほうが赤ちゃんに対して情熱的なぐらいで(やり方は間違ってるけど。笑)そもそも、主人公夫婦の馴れ初めやら、赤ちゃんがまったくぐずったりしないやら、徹底的にフィクションなので、先に誰かもお書きになってますが、肩入れせずに力を抜いて観るタイプの一本なんでしょう。中途半端に現実の倫理観を持ち込むと青筋立ててキリキリしてしまい、非常に疲れます。個人的には、かっこいいヒーローものより、まっすぐ歩けないダメ人間があさっての方を向いて、それでも正直に懸命に生きている映画が大好きなので、高評価です。赤ちゃんは可愛いなあ、本当に。
よーちーさん [DVD(字幕)] 7点(2008-12-26 16:35:52)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 68件
作品の平均点 5.94点
作品の点数分布
000.00%
111.47%
245.88%
334.41%
457.35%
5913.24%
62130.88%
71217.65%
8710.29%
957.35%
1011.47%
作品の標準偏差 1.90
このレビューの偏差値 52.93
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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