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まごころ(1939) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 まごころ(1939)
製作国
上映時間67分
劇場公開日 1939-08-10
ジャンルドラマ,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
御茶ノ水の「アテネフランセ文化センター」という摩訶不思議な場所で見てきました。
とても古臭く、かび臭い巨大なビルです。
そこの4階で上映されました。
舞台の様な場所に、プロジェクターというか、16mmでの上映でした。

作品ですが、成瀬作品としては平均的なレベルです。
平均的とは言っても、決してレベルが低いという意味ではありません。
成瀬作品はレベルが高いので、その中で平均ということは、普通からすれば傑作と呼んでも言い過ぎではないほどの出来です。

1930年代という点において、音声が聞き取りにくい、映像がぼやけている、50年代に比して完成度が低いなどの問題点はあります。

しかしながら、なかなか地味に見せるいぶし銀の味わいで、何回も繰り返し観られる奥の深い作品でした。

やはり、この頃の入江たか子は正統派美人ですなぁ。
ぐうの音も出ない程の美人顔であります。
晩年に新藤兼人監督のドキュメンタリーでそのお顔を拝見した後に観ただけに、そのギャップにやられました。
時というものは本当に残酷ですねぇ・・・
にじばぶさん [映画館(邦画)] 7点(2008-01-29 23:32:44)
その他情報
作品のレビュー数 4件
作品の平均点 8.00点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.71
このレビューの偏差値 30.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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