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グラマ島の誘惑 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 グラマ島の誘惑
製作国
上映時間106分
ジャンルドラマ,コメディ,戦争もの,モノクロ映画,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 フィルムセンターにて鑑賞。
尺の割にとても長く感じた。
近くにいた他のお客からも「長く感じた」の一言が。

川島作品の中でも、こういったワイルドな作品はどうも苦手で、そういった印象は本作でも同じだった。

変に戦争批判や皇族批判、そして原水爆批判などを喜劇の中に織り込んだもんだから、シリアスなのか喜劇なのか分からない中途半端な出来となっている。
つまり、シリアスさと喜劇がうまく融合していないのだ。
笑える部分も、他の川島喜劇に比べて少なかった気がする。

本作を観て、「川島監督の疲れ」のようなものを感じてしまった。
なんか、作り手である監督も疲れているし、そこで演じさせられている森繁やフランキー堺も疲れてしまっているような気がした。
その疲れが、観ているこちらまで伝わってきて、観た後もどこか爽快になれない。
そんな印象が残った作品であった。
にじばぶさん [映画館(邦画)] 5点(2008-08-24 16:15:49)
その他情報
作品のレビュー数 4件
作品の平均点 6.25点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.83
このレビューの偏差値 31.82
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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