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冒険者たち(1967) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 冒険者たち(1967)
製作国
上映時間112分
ジャンルドラマ,アドベンチャー,青春もの,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 ジョアンナ・シムカスの無邪気さは罪。たまに見せる寂しげな表情とのコントラストには、アラン・ドロンならずともやられてしまう。それを見守るリノ・ヴァンチュラ親父の方に彼女が惹かれていたという設定も、世の男性にはたまらない。
ストーリーはあくまで妄想的。死ぬのだったらこんな逝き方がいいとか、看取るのならばこういう粋な台詞言って送ってやりたいとか、三角関係はあくまでプラトニックが基本とか、格好良すぎて有り得ない。そもそも要塞島での銃撃戦など、ガキの思い描く戦争ごっこレベル。妄想大爆走映画!
でも、海と空の深い青色と、口笛と、囁くような歌声、そして彼女の「レティシア」という名前の響きが全てを包み込んで、忘れ得ぬ名画に昇華させてしまった。そもそも妄想って大好きだったんだ、自分。
この映画の良さを人に語るとき、つい熱くなりすぎて引かれてしまう。言葉で伝えるのは無理。自分の心に大事にしまい込むべき愛しい映画。
こたさん [DVD(字幕)] 9点(2015-02-19 07:58:00)
その他情報
作品のレビュー数 96件
作品の平均点 7.55点
作品の点数分布
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322.08%
433.12%
577.29%
61212.50%
72526.04%
81313.54%
91919.79%
101515.62%
作品の標準偏差 1.75
このレビューの偏差値 54.73
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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