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バーダー・マインホフ 理想の果てに のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 バーダー・マインホフ 理想の果てに
製作国独,仏,チェコ
上映時間150分
劇場公開日 2009-07-25
ジャンルドラマ,サスペンス,犯罪もの,実話もの
レビュー情報
《ネタバレ》 色んなことを考えさせられた映画だった。一世のテロが捕まり、それを何とかせねばと同調する若者たちが二世、三世として凶暴化していく。それがちゃんと描かれていた。こんな映画は初めてだ。1つ思ったのが、裁判で悪口を言われた裁判官がむきになると、傍聴に来ていた若者が喜ぶ場面。法治国家って何だろうな?と思わされる。法以外のやり方でもまっとうな社会ができるのなら、それを示して欲しい。彼らの理想って何だろう?一世はベトナムに無差別殺人を行う大国へのメッセージとして行っていったのだろうけど。二世以降の理想とは何だったのだろう。ただ社会にたてつくカッコ良さだけじゃ何も残らないよ。そして運動は革命のための革命になっていく。そんな中、この映画で一番印象に残ったジャーナリストの女性が独房で自殺する。それが二世以降の運動に火がつく。ブタどもに殺されたのだ、と。この一世のメンバーが自殺をしようと思った所をもう少し描いて欲しかった。どうしてそういう行動をとろうと思ったのか?あのハイジャックされた飛行機のニュース映像、何となく覚えてる。これだけ時代がテロに注目されてくると、テロについての研究ももっとなされていいのじゃないか?そんな事も考えた。
トントさん [DVD(字幕)] 7点(2010-09-03 16:57:14)
その他情報
作品のレビュー数 10件
作品の平均点 7.20点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.17
このレビューの偏差値 48.53
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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