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ハイヒール(1991) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ハイヒール(1991)
製作国スペイン
劇場公開日 1992-12-12
ジャンルドラマ,サスペンス
レビュー情報
《ネタバレ》 自身が同性愛者ということもあって、ゲイの描写が群を抜いている感じだ。

劇中、ベルイマンの「秋のソナタ」に触れているが、
彼が思春期の女親と娘の向き合い方を描いてることが、興味深い。
無神経な言動をするような男と付き合ってたり、男を見る目のない才能豊かな母親。
かなわない母親の男と結婚することで、母親に一矢報いたつもりだったが、もともと男が
大したタマじゃない。乱れた女性関係から、殺人事件にまで発展して、最後は母娘の話になる。

アルモドバルの全盛期を予感させる初期の傑作。
早くも彼の卓越した女性観や色の使い方が顔をのぞかせていて、興味深い一本。
トントさん [DVD(字幕)] 7点(2019-02-03 00:18:37)
その他情報
作品のレビュー数 10件
作品の平均点 6.10点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.64
このレビューの偏差値 53.35
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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