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上意討ち 拝領妻始末 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 上意討ち 拝領妻始末
製作国
上映時間121分
劇場公開日 1967-05-27
ジャンル時代劇,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 人間としてのスジを通す。それが出世より大事。そんな事を考えました。それにしても、三船敏郎や仲代達也のセリフは聞き取りやすい。黒澤明の映画は面白いのだけど、登場人物のセリフが聞き取りづらく、字幕をつけてほしいくらい。まあ、黒澤さんの計算のうちなのかもしれないけど。三船敏郎が圧倒的に強いわけではなく、奥さんの尻にしかれているところなんか、人間味たっぷりの剣術使いだったため、最後の方はつらかった。できれば生き残って欲しかった。仲代達也が味方になって、藩の連中をやっつけたりすれば、とも思いました。でも剣の道は厳しい。だからこそ、この作品は面白かったのかもしれないですね。しかし、これは「鬼の爪」の山田洋次監督も言っていたことだけど、心身ともに鍛えて、到達する剣の道。それを遠く離れたところから狙う鉄砲という道具はずるいと思う。「切腹」もおもしろかったので、小林監督と脚本の橋本さんコンビの作品がもっとあればなあと映画ファンとして思った。
トントさん [ビデオ(邦画)] 8点(2009-08-31 01:31:52)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 25件
作品の平均点 7.36点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.35
このレビューの偏差値 53.50
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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