Menu
 > 作品
 > ク行
 > 蜘蛛女のキス
 > トントさんのレビュー
蜘蛛女のキス のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 蜘蛛女のキス
製作国ブラジル,米
上映時間120分
劇場公開日 1986-07-26
ジャンルドラマ,刑務所もの,政治もの,同性愛もの,小説の映画化,スパイもの,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 これは男の映画だ。女性は出てこないが、男だけで世界が完結している。刑務所という環境の中、男の中の男と男の中の女の愛が描かれている。こういう映画を観ていると(実際はどうかはともかく)、男の中の女が、女性と変わらぬくらい、愛を貫く姿勢があるのだと思ってしまう。自分の中の複雑な部分を掘り起こされる、傑作映画だと思う。ちょっと臭い部分もあるが・・。配役が見事だ。繊細な神経の持ち主役の多いウイリアムハートとセクシーな男優ラウルジュリアが、この映画の愛に説得力を与えている。他の配役だったら、ここまで名作になりえたか疑問だ。しかし食わず嫌いをせず色んな名作を観ていると、こういう映画にぶちあたるから、映画あさりはやめられない。
トントさん [ビデオ(字幕)] 8点(2017-06-24 17:29:30)
その他情報
作品のレビュー数 36件
作品の平均点 7.19点
作品の点数分布
000.00%
112.78%
212.78%
325.56%
425.56%
512.78%
625.56%
7513.89%
81130.56%
9822.22%
1038.33%
作品の標準偏差 2.27
このレビューの偏差値 51.56
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
蜘蛛女のキスのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS