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《ネタバレ》 長い、長いよスレッガーさん!
というわけで2時間半超えの長尺スポ根映画です。綺麗にまとまってますが、やはり中弛み感は否めない。 ただリアルに見せかけて大事なところは大嘘をつくという、映画らしい仕掛けはちゃんとやってます。 ソニーはアメリカでレースやってポイント稼いでるらしいのでF1ライセンスは取れるかも知れない。でもデイトナだってF1だって、主催側がメディカルチェックして認めなければ出走できない。だからとんでもない診断書があるソニーはエントリー段階でどちらのレースからも弾かれる。映画始まらない。 レース後会見に正当な理由なく出ない。罰金じゃない罰則だよ次戦出走停止もあるよ。 それに最終戦ソニーは予選出走していない。あらら最終戦の本レースは出られないよね。 とかなんとか諸々あって、でもこれは映画のための良い嘘ですかね。 ポリコレ時代だし、ハミルトンがプロデューサーだから、黒人がお相手なのはお約束。 トップガン・マーヴェリックもそうだったけど、主役の年齢に合わせるためにヒロインも高齢化して皺が目立つのは仕方ない。代わりに若いドジっ子クルーを入れたんだね、うんうん。 まあ、そんなこんなでご都合主義の権化足る映画でしたが、出来は悪くないです。 というより、ブラッド・ピットが超イケオジになってて素晴らしい。 リバーランズ・スルーイットの神がかり的な綺麗な美青年が、こんなに良い年齢の取り方をしてて、とても嬉しいよ。 中嶋悟が離れた後のマシンだったけど、キャメルロータスは懐かしかったな〜 あと、角田の出番が殆どなかったのは残念(序盤のクラッシュ、鈴鹿のタイトルバックにグラサン姿の一瞬アップ、最終戦の順位表くらい?)だけど、他のドライバーもレース中に名前呼ばれるくらいだから仕方ないですかね。 最後に、本作は最近のレース映画にしては誰も死なない、必ず生還するので後味の悪さが一切ありません!これは素晴らしいことですよ。 【えんでばー】さん [映画館(字幕)] 5点(2025-07-10 15:53:04)
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