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《ネタバレ》 大作で有るが故にやむを得ないのだが、本シリーズは作を重ねる毎にスケールが際限なくアップ、ついに本作ではトム・クルーズ扮するイーサン・ハントは世界の危機を救える唯一の男にまでなってしまった。
内容に関しては他レビュアーの皆様ご指摘の通り、率直に言って上映時間が長くダレてしまう事は事実。 過去作との辻褄合わせもマーベル系映画の様に過去作をそれなりに丁寧に観ていないと「何の事?」となるのは必至。 イーサンの立ち位置が一エージェントを超えて地球を救う宇スーパーヒーロー的になってしまう展開含め、これは最終作であるが故の割り切りが無ければ有り得なかっただろう。 私個人的には一作目の気の毒な方の意外な再登場と活躍や、最後まで中身が明らかにされなかった三作目の「ウサギの足」が多少強引なれど意外な伏線となっていたのは興味深かった。 いずれにしても、公約通り本シリーズはこれで潔くスパッと終わらせて欲しいです。 最後に幾つか。 ・ホワイト・ウィドウが全く登場しない、何故? ・イルサ(前作)とルーサー(本作)が亡くなる展開はやはり寂しい。 ・過去の複数作で見られたユーモラスな描写が減ったのは少々残念。 ・中盤の米露潜水艦チェイスのシーン、米原潜を追いかける露原潜の後ろ姿があの「レッド・オクトーバー号」に見えて仕方が無かった。ほんの一瞬だけれど、これも何かのオマージュなのか? 【たくわん】さん [映画館(字幕)] 7点(2025-06-11 11:29:41)
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