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ある殺し屋の鍵 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ある殺し屋の鍵
製作国
上映時間80分
劇場公開日 1967-12-02
ジャンルドラマ,サスペンス,シリーズもの,犯罪もの,ハードボイルド,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 『ある殺し屋』に続くシリーズ(?)第二弾。前作で警察に追われ何処へともなく去って行ったのがラストシーンだったので本作はその後日談と思いきや、全然別のお話しでした。今回は雷蔵の仮の姿は踊りのお師匠さんで、そりゃ梨園出身だけあってさまになっています。本作では雷蔵はけっこう芸が細かい仕事ぶりで、雑誌記者やらカメラマンに変装(?)したりして頑張ってます。娯楽色は確かにアップしてはいますが、前作が持っていたあの独特の雰囲気がない分落ちる出来と言えるかな。雷蔵の殺し屋はけっこうカネにうるさいのですが、最後に思わぬ失敗をしてしまいそれが題名の『鍵』に繋がるわけです。市川雷蔵はこの後若くして亡くなってしまうのですが、もし寿命がもっとあれば第三作以降もきっと撮られただろうと思われます。雷蔵の世間をたばかる仮の姿を毎回違ったパターンで見せてくれたんではないかと思うと残念ですね。そしてもう一つ考えられるのは、『必殺』シリーズの中村主水は藤田まことではなく市川雷蔵が演じていただろうということでしょう。
S&Sさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-11-18 19:02:54)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 6件
作品の平均点 6.50点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.38
このレビューの偏差値 47.39
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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