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扉の影の秘密 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 扉の影の秘密
製作国
上映時間98分
劇場公開日 1949-09-20
ジャンルサスペンス,モノクロ映画
レビュー情報
《ネタバレ》 ドイツ表現主義の雄フリッツ・ラングがメガホンをとって“光と闇の貴公子”スタンリー・コルテスを撮影監督に起用されれば、これぐらいの映画は余裕でできちゃうんですね。特に舞台がアメリカのお屋敷に移ってからは、その陰影の濃い映像とミステリアスなストーリーテリングに引き込まれてしまいます。さんざん引っ張っておいてあのラストはなんだという非難は当然かもしれませんが、これは『飾り窓の女』にも通じる当時のハリウッドでのお決まりなんですから、大目に見てやってください。でもマイケル・レッドグレーヴは本当に殺人者ではなかったのか?という疑問は当然残りますけど、何でもかんでも種明かししてしまう昨今のヘボミステリー映画では味わえない感覚は貴重であります。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-12-11 23:07:39)
その他情報
作品のレビュー数 5件
作品の平均点 7.20点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.98
このレビューの偏差値 47.92
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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