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王になろうとした男 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 王になろうとした男
製作国米,英
上映時間127分
劇場公開日 1976-06-05
ジャンルアクション,ドラマ,アドベンチャー,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 原作は、巨匠ヒューストンが若いころから映画化を試みていた題材だそうです(彼の自伝本の題名も『王になろうとした男』で、破天荒な人生だったヒューストンにはピッタリ)。「見果てぬ夢を追いかけた男が成功をつかむ寸前に挫折する」と言うプロットはヒューストン映画の代名詞みたいなものです。 ショーン・コネリー、マイケル・ケイン、クリストファー・プラマー、このいぶし銀のような男たちの共演が観られるだけで、もう満足と言う感じです。コネリーとケインは本作が唯一の共演作みたいなもので(『遠すぎた橋』がありますが、オールスターキャストで二人はほとんど絡まない)、怪しげながらも勇敢なヴィクトリア朝時代の冒険野郎ぶりは楽しませてくれます。ロケはさすがにアフガンではできずモロッコで撮影されたそうですが、アトラス山脈の雄大な風景は圧巻でした。 キプリングの原作は短編小説なのですが、そこは良く膨らませた脚色ではありますがちょっと駆け足気味の展開なのは物足りないところです。 最後に歌いながら死んでゆくコネリーが凄く良かっただけに、このシークエンスはもうちょっとじっくり撮って欲しかったですね。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-09-07 22:55:29)
その他情報
作品のレビュー数 24件
作品の平均点 6.83点
作品の点数分布
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214.17%
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428.33%
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6312.50%
71041.67%
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1014.17%
作品の標準偏差 1.75
このレビューの偏差値 50.55
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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