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午後の遺言状 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 午後の遺言状
製作国
上映時間113分
劇場公開日 1995-06-03
ジャンルドラマ
レビュー情報
《ネタバレ》 一応ストーリーらしきものはありますが、それよりも場面場面の対話で見せる映画ですね。会話も舞台劇風で、かなり好みです。出演者では杉村・乙羽よりも、朝霧鏡子に存在感がありすぎ。ほとんどこの方で保っていたんじゃないでしょうか。夫の観世栄夫もよかった。もっとも、牛国夫妻のいない場面では、主役2人の対決があったりして、これはこれで見ものでした。前半はかなり笑いの要素があり、後半と好対照をなしていました。
ちなみに終盤、牛国夫妻が心中した海岸を、蓉子と豊子が歩く場面があります。2人の後ろ姿を撮っているのですが、乙羽信子の歩き方がフラフラ。やっと歩いているという感じです。かなり病気が進んでいたことを伺わせますが、あえてこのシーンを撮った監督の思いは、決して本作のテーマと無縁ではないと思いました。
何にせよ、妙に印象に残る映画でした。私も年をとったということか。
アングロファイルさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-11-15 20:35:14)
その他情報
作品のレビュー数 13件
作品の平均点 5.31点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.64
このレビューの偏差値 56.33
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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