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バファロー大隊 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 バファロー大隊
製作国
上映時間111分
劇場公開日 1960-08-13
ジャンルアクション,ドラマ,法廷もの,ウエスタン,犯罪もの
レビュー情報
《ネタバレ》 法廷での軍事裁判が舞台となっていますが、重要なのはそこで扱われている事件そのものではなく、最初はついでのように思えたアパッチ族襲撃をめぐるあれこれ。この事態への対処を通して、“高潔さ”とは何かを扱っているように思われます。その高潔な人物というのが黒人であるということが、さらなるポイントでしょう。こうした設定がうまいし、襲撃事件と裁判との有機的な結びつきもすばらしい。単にアパッチ族の件だけでなく、裁判で扱われている事件を加えることによって、テーマがいちだんと際だつようにできています。このテーマを考えれば、原題が"Sergeant Rutledge"となっているのもうなずけます。最後の解決があっけないですが、あれこそ裁判が最重要ではないということを象徴していると思います。巧まざるユーモアにあふれているのも魅力でした。
アングロファイルさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-01-24 22:50:05)
その他情報
作品のレビュー数 8件
作品の平均点 7.25点
作品の点数分布
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5112.50%
6112.50%
7225.00%
8337.50%
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作品の標準偏差 1.20
このレビューの偏差値 55.22
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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