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カサンドラ・クロス のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 カサンドラ・クロス
製作国伊,英,西独
上映時間128分
劇場公開日 1976-12-18
ジャンルアクション,ドラマ,サスペンス,パニックもの
レビュー情報
《ネタバレ》 製作から40年も経っていますが、作品の“核”そのものは古びていない。生物兵器がもたらす無差別大量死というものは、むしろ今日の方が現実味を帯びているかもしれません。そういうこともあって、最後まで引きつけられました。「政治的判断」を扱っているところも、現代に通じるものを持っています。

話としては、無線が使えなくなる段取りから、銃撃戦になるあたりの展開がなかなかうまい。細菌が純粋酸素で死滅するというのは、ウェルズの『宇宙戦争』かクライトンの『アンドロメダ病原体』あたりがヒントになっているのでしょうか。拍子抜けですが、脱出するのなら無害にしておかないとまずいですね。あと、無線のある車両が先頭だと思っていたので、乗客を乗せた車両が転落したのには驚きました。ずっと蚊帳の外に置かれていたのは、やはりおかしいですね。こういう行き当たりばったりなところもありますが、全体としてはよかったと思います。
アングロファイルさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-07-24 20:05:46)
その他情報
作品のレビュー数 66件
作品の平均点 6.67点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
211.52%
311.52%
457.58%
51218.18%
669.09%
71827.27%
81725.76%
934.55%
1034.55%
作品の標準偏差 1.69
このレビューの偏差値 51.17
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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