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ラ・スクムーン のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ラ・スクムーン
製作国仏,伊
上映時間101分
ジャンルアクション,ドラマ,犯罪もの,リメイク,ヤクザ・マフィア,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 やはりベルモンドが主演した『勝負をつけろ』を、原作者のジョゼ・ジョヴァンニがリメイクしたもの。前作が筋を追うので手一杯だったのに比べると、さすがに見せるところをわきまえています。各人物のキャラクターが立っており、ロベルトの仲間のミグリや、もともとビアノバの手下だった2人組など、いい味を出しています。ザビエの妹も比較的出番が多く、それがラストに影響してきます。また、監獄での場面が前作より長く、必然的にロベルトとザビエが顔を合わせるシーンが多くなっており、2人の友情物語であるということに説得力を与えています。脱獄計画など駆け足気味のところもありますが、全体的な仕上がりはたいへんよいです。ラストはハッピーエンドではなくむしろ悲壮ですが、なぜかさわやかさを感じさせます。少なくとも、前作よりは日本人好みの終わり方でしょう。
ちなみに、原作はジョヴァンニが監獄に入っていたときに知り合った男をモデルに書かれたようです。
アングロファイルさん [DVD(字幕)] 9点(2010-08-19 19:44:22)
その他情報
作品のレビュー数 10件
作品の平均点 7.10点
作品の点数分布
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9330.00%
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作品の標準偏差 2.30
このレビューの偏差値 53.59
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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