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めがね のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 めがね
製作国
上映時間106分
劇場公開日 2007-09-22
ジャンルドラマ,コメディ
レビュー情報
《ネタバレ》 今まで見た荻上監督作品では、『かもめ食堂』よりは上で『トイレット』よりは下。とりあえず特に何も起こらないのに、こちらを画面に引きつける手腕はおみごとだと思います。しかし、序盤のタエコさんは何のためにハマダに行ったのか、なぜあんなにイライラしてうろたえているのか、そのあたりがよくわかりません。そのあたりが弱かったかな。しかし本当に何もないのではなく、トランクを現実世界の象徴として扱うあたり、常套手段ではありますが効果的だったと思います。帰るときにめがねが飛ぶのは、再び来るということの伏線か、あるいはめがねをかけていては見えていなかったものが見えたということか、さて……。あと、薬師丸ひろ子の役が「めがねの友達」ていうのが面白い。あのホテルでやっていることは、方向性は真逆ですが根本的にはハマダとたいして変わらない。だから友達。あっちの方もちょっと楽しそうかなぁと思ったりもします。
ぶっちゃけ現実逃避映画、ハマダは実際の世界とは違う、ほとんど異世界として描かれているわけですが、2時間足らずの間異世界に遊ぶのも、悪くはないでしょう。それもまた、映画の効用ということで。
アングロファイルさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-05-26 10:47:45)
その他情報
作品のレビュー数 66件
作品の平均点 5.65点
作品の点数分布
000.00%
111.52%
223.03%
334.55%
41116.67%
51116.67%
61522.73%
71421.21%
8913.64%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 1.66
このレビューの偏差値 54.92
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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