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007/ロシアより愛をこめて のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 007/ロシアより愛をこめて
製作国
上映時間115分
劇場公開日 1964-04-18
ジャンルアクション,サスペンス,アドベンチャー,シリーズもの,ロマンス,小説の映画化,スパイもの
レビュー情報
《ネタバレ》 これまではテレビの洋画劇場でしか見たことがなかったので、ノーカット・字幕というのはおそらく初めてだと思います。で、正直な感想は「それほど楽しめなかった」です。
前作の犯人捜しから一転して、今回はサスペンスが基調。そのためスペクター側の手の内を全部さらしているわけですが、どうもあまりサスペンスが盛り上がらない。とにかく前半はのんびりしすぎていて、スパイ映画というよりはイスタンブールの観光案内のようです。地下水道を船で移動したり、女同士の決闘に立ち会ったりと、あまり緊張感がありません。その合間に銃撃戦が起こったりサスペンスフルな展開になったりするのですが、木に竹を接いだようで、あまりいい進め方とは思えません。ソビエト大使館から暗号解読器を奪取したあとからは、なかなか面白かったです。が、それまでが長い。
よかった点はキャスティングでしょう。とにかくダニエラ・ビアンキが美人! 「絶世の美女」という言葉はこの人のためにあるのではと思えるくらい美しい。『ドクター・ノオ』とは違い、ヒロインとして序盤から活躍しているのもポイントが高いです。それと、ケリム役のペドロ・アルメンダリス。ボンドとはタイプが違うこともあって存在感があり、いい味を出しています。名脇役ですね。敵役2人も、“濃い”人選でインパクトがあります。
とはいえ、前半のダルさは予想外だったので、結局『ドクター・ノオ』より低い点数となってしまいました。自分としても意外です。
アングロファイルさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-05-31 20:46:34)
その他情報
作品のレビュー数 86件
作品の平均点 6.77点
作品の点数分布
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100.00%
200.00%
311.16%
433.49%
51315.12%
62731.40%
7910.47%
82326.74%
978.14%
1033.49%
作品の標準偏差 1.51
このレビューの偏差値 51.02
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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