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望郷(1937) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 望郷(1937)
製作国
上映時間94分
劇場公開日 1939-02-15
ジャンルドラマ,ラブストーリー,モノクロ映画,犯罪もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 これは「世界名画劇場」以来で、けっこう忘れている部分がありました。全体的には、記憶にある通りの作品でしたが。ペペが元パリジャンらしく、おしゃれなところは新発見でした。内容的には人物のキャラクターが今ひとつで、物語が平板になっているのはそのあたりが原因でしょうか。もっと癖を持たせた方がよかったと思います。いかにもな悪党にせず、わりと普通の人たちに描いていたのは、狙ったのかもしれませんが。演出的にも面白いところはありましたが、全体としてはそれほどでも。最終的には、望郷の念というか自由に対するあこがれを捨てきれず逮捕されたペペですが、それと犯罪ものとギャビーへの恋慕がごたまぜになり、どれにも的を絞りきれなかったためか、散漫な印象を受けました。最後に自殺したのも「自由の身」になれないためかもしれませんが、そのあたりのペペの心情をもっと掘り下げたら、また変わってきたのではないかと思います。
アングロファイルさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-06-12 20:02:50)
その他情報
作品のレビュー数 30件
作品の平均点 6.20点
作品の点数分布
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313.33%
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6516.67%
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作品の標準偏差 1.56
このレビューの偏差値 49.18
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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