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誰が為に鐘は鳴る のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 誰が為に鐘は鳴る
製作国
上映時間170分
劇場公開日 1952-10-16
ジャンルアクション,ドラマ,ラブストーリー,アドベンチャー,戦争もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 ワールドプレミア上映版で鑑賞。本作も時代背景がよくわからないのでレビューするのが申し訳ないような気もするのですが、劇中で語られたところによると、第二次世界大戦における枢軸国と連合国の「代理戦争」のようなものでしょうか。一応アメリカには、「独裁政権を倒す」という大義名分があるようですが。
お話の方ですが、前半はぐだぐだしていてあまり進まず、面白味が感じられません。各人物の性格描写もそれほど深く突っ込んでいるとは思えませんし。ピラーを除いて、いわゆる「キャラ立ち」している人物が見あたりません。仲間割れするのかしないのか、その辺もどっちつかずです。休憩を挟んだ後半は、一応戦闘場面など見せるところもありますが、やはり展開がボロボロなので高く評価はできません。
作中マリアに対する酷い仕打ちが語られますが、実はそれを行ったのはパブロと同じ国の人間です。どうもこのあたりに、ある種の偏見があるような気がして、やはり好きになれないところです。最後主人公は犬死にするわけですが、それにしては描き方がヒロイックすぎる。製作された時期を考えれば仕方がないのかもしれません。もし今リメイクされるとしたら、もっと突き放した、この戦争そのものに対する疑問を抱かせるような作品になるかもしれません。
アングロファイルさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-02-23 18:51:56)
その他情報
作品のレビュー数 41件
作品の平均点 5.71点
作品の点数分布
012.44%
100.00%
200.00%
349.76%
424.88%
51639.02%
649.76%
7614.63%
8512.20%
924.88%
1012.44%
作品の標準偏差 1.93
このレビューの偏差値 48.10
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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