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大誘拐 RAINBOW KIDS のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 大誘拐 RAINBOW KIDS
製作国
上映時間120分
劇場公開日 1991-01-15
ジャンルサスペンス,コメディ,犯罪もの,ミステリー,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 以前から見たかった映画。評判通りの秀作でした。まず、キャスティングの妙。人物一人ひとりがはまっています。そして主役は主役として、脇役は脇役として適切に自己主張しており、出しゃばったり引っ込んだりしていない。これは出演者の好演だけではなく、やはり監督の演出があるのでしょう。ストーリーも犯罪ものですが、品のよいユーモアがあってたいへん結構。とし子刀自が誘拐されて以降の展開もアイデアがあって面白いです。そうかと思えば、最後に“お国”に対しチクリと刺すところもいい。これがさりげなく語られるというのが重要で、大々的に押し出すよりも印象に残るでしょぅ。そんなわけで、ハートウォーミングでさわやかな後味さえ残す映画に仕上がっていました。欠点を挙げれば、車が通る道もないというヘリの着陸地点に、雷童子たちがどうやってたどり着いたのかが謎。そのあとの爆発も意味がよくわかりません。他がよかっただけに、あの場面は気になりました。
それにしても、この映画が制作されてから20年近く経つのですか。出演者も故人が目立つようになりましたね。昨今では、本作のように若い女の子があまり出てこない映画は、企画自体が通らないかもしれません。そう考えると、いい時期に制作されたと思います。
アングロファイルさん [CS・衛星(邦画)] 9点(2010-07-31 18:34:18)
その他情報
作品のレビュー数 55件
作品の平均点 7.35点
作品の点数分布
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411.82%
559.09%
61018.18%
71221.82%
81527.27%
9916.36%
1035.45%
作品の標準偏差 1.42
このレビューの偏差値 58.24
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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