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大人の見る絵本 生れてはみたけれど のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 大人の見る絵本 生れてはみたけれど
製作国
上映時間90分
劇場公開日 1932-06-03
ジャンルドラマ,コメディ,サイレント,モノクロ映画
レビュー情報
《ネタバレ》 「ユーモアとペーソス」という言葉はこの映画のためにあるんじゃないか、というような内容でした。子供の世界も大人の縮図でしかない、というところがミソでしょうね。生まれた限りはそれから逃れられないという。しかもそれをあえて拒否せず、受け入れてしまうところがすごい。そうした懐の深さがあるからこそ、最後はさわやかな気分にさせられるのでしょう。幼い兄弟が登場するコメディという点では、同じ監督の『お早よう』と共通していますが、こちらの方が見ごたえがありました。
それにしても、今では「偉いことが必ずしもいいとは限らない」という価値観もありますし、いい意味で時代を感じさせます。兄弟が軍人になりたいというのも、当時をよく現していますね。
アングロファイルさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2013-03-03 17:49:34)
その他情報
作品のレビュー数 43件
作品の平均点 7.65点
作品の点数分布
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100.00%
224.65%
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536.98%
624.65%
7818.60%
8818.60%
91023.26%
10818.60%
作品の標準偏差 2.07
このレビューの偏差値 50.82
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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