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天井桟敷の人々 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 天井桟敷の人々
製作国
上映時間190分
劇場公開日 1952-02-20
ジャンルドラマ,ラブストーリー,モノクロ映画,ロマンス
レビュー情報
《ネタバレ》 見るのはたしか3回目になりますか。実はNHKの放送でしか見たことがありません(トホホ……)。
それはともかく、基本的にメロドラマ風ですが、話の要点としては「世界は舞台、人はみな役者」ということなんでしょうね。しかも演じている芝居が、当人たちにとっては悲劇でも、第三者的には喜劇になってしまうという……。それを観客に示すのがラスネールの役まわりですが、そのためかどうかこの人の行動原理が今ひとつよくわからなかったのが残念です。とりあえずは、バティストのパントマイムやフレデリックの「オセロ」が、見ごたえがありました。パントマイムの役者と、やたらと喋りたがる俳優という対比も面白い。数々の台詞も、なかなか洒落ています。ガランスをめぐる恋のさや当ては、まああんなものでしょう。あれはあれで面白味がありますが、やはりちょっと古めかしいという印象を受けました。
ガランス役のアルレッティは、たしかに少々トウが立っていますが、かなり魅力的だと思いますよ。美人かどうかという問題ではなく、人間的な魅力でしょうか。
アングロファイルさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-06-09 18:32:15)
その他情報
作品のレビュー数 72件
作品の平均点 7.76点
作品の点数分布
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211.39%
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568.33%
6811.11%
71115.28%
81318.06%
91926.39%
101216.67%
作品の標準偏差 1.81
このレビューの偏差値 47.68
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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