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まらそん侍 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 まらそん侍
製作国
上映時間90分
劇場公開日 1956-02-05
ジャンルコメディ,時代劇,モノクロ映画,スポーツもの,青春もの,ロマンス
レビュー情報
《ネタバレ》 なにしろ55年も前の映画ですから、のんびりのびのびしたコメディに仕上がっています。家宝が金のキセルとか、とぼけた味が出ていますね。もっともお笑いだけでなく、恋のさや当てに友情物語と、青春ドラマの側面が強かったように思います。それにキセル盗難がからむのですから、下手をすると散漫な展開になってしまいそうですが、そこをうまくまとめていたのがよかった。特にお糸は、花を添えるだけでなく必然性のある役回りで、こうした人物配置もうまかったと思います。
出演者では、勝新太郎の色男ぶりにビックリ。テレビの座頭市以降しか知らないので、本当に別人かと思うくらいです。悪党トリオのトニー谷・益田キートン・旭輝子も楽しいのですが、藩主夫妻の会話がいちいち漫才になるのがおかしかった。マラソンをしているのに絶対まともに走らない大泉滉もいて、おなかいっぱいです。難しいことを考えずまったりと楽しむのに最適な映画でしょう。あまり知られていないと思いますが、もっと知名度が上がってもいいかも。
アングロファイルさん [地上波(邦画)] 7点(2011-10-15 17:37:19)
その他情報
作品のレビュー数 5件
作品の平均点 6.40点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.36
このレビューの偏差値 53.26
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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