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許されざる者(1960) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 許されざる者(1960)
製作国
上映時間125分
劇場公開日 1960-10-06
ジャンルドラマ,ウエスタン,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 これは今作るとしたら、間違いなく「インディアン差別批判」の映画になるでしょう。しかし55年前には、インディアンは「家族の絆は何より大切なのだ」という、家族至上主義を主張するための道具にすぎません。なにしろ、最後には家族のためにバンバン皆殺しにしてますからね。こういう映画を見ると、改めてアメリカ人は恐ろしい(恐ろしかった?)のだと感じさせられます。今見ると何が「許されざる者」なのかもよくわかりませんが、家族のために妹の実の兄とその同胞を皆殺しにするのが許されない? それならば常識的な線ですが、この映画に常識的なものを期待していいものやら……。実はインディアンなのに、白人一家の家族になっているヒロインが許されないのか。内容からすると、こっちの方がしっくり来るように思えます。
まあ何にせよ、ひどいというかおぞましい映画でした。この手の話が2度と作られないよう祈っています。
アングロファイルさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2015-04-06 19:43:30)
その他情報
作品のレビュー数 20件
作品の平均点 4.45点
作品の点数分布
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1210.00%
215.00%
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4525.00%
5420.00%
6315.00%
7315.00%
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作品の標準偏差 1.77
このレビューの偏差値 48.57
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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