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カルメン故郷に帰る のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 カルメン故郷に帰る
製作国
上映時間86分
劇場公開日 1951-03-21
ジャンルドラマ,コメディ,シリーズもの
レビュー情報
《ネタバレ》 タイトル・ロールのカルメンにばかり注目しがちですが、意外と相棒の小林トシ子がいい味を出していました。佐田啓二に秋波を送る場面なんか、ついつい笑っちゃいます。カルメン自身はストリップを「芸術」だと思っていて、案外まじめなとこもあって、本来ならその辺のズレがおかしみを生むのでしょうが、そこまでは感じられなかったのが残念。どちらかというと、娘がストリッパーになったことを恥じる父親の心情や、盲目の田口先生をめぐるエピソードが印象深く、人情喜劇の部類に入ると思います。
とはいえ、芸術的な(だからへんてこりんなのか?)「裸踊り」をくそまじめな顔つきで踊るカルメンを見ていると、ドタバタの要素も盛り込んであるようです。このように笑いの要素がちょっとちぐはぐだったのが残念でしたが、楽しめました。ところどころで挟まれるクラシック音楽は、これが本当の「芸術」だってことでしょうね。モノクロ撮影版もあるようで、一度見比べてみたいです。
アングロファイルさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-06-26 16:38:22)
その他情報
作品のレビュー数 25件
作品の平均点 6.16点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.49
このレビューの偏差値 53.79
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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