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三人の名付親 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 三人の名付親
製作国
上映時間106分
劇場公開日 1953-05-20
ジャンルドラマ,ウエスタン,小説の映画化,クリスマスもの
レビュー情報
《ネタバレ》 えらく宗教色の強い西部劇ですねぇ。悪人が出てこない西部劇。冒頭での三人組のやりとりから、強盗はするが必ずしも悪い人ではないという描き方をしています。やはり「人は生まれながらにして罪を背負っている」という、キリスト教的な考え方が根底にあるのでしょうか。母親を助け赤ん坊を守ることが贖罪となって、三人が救われるという構図のようです。水を求めてさまよううちに死ぬというのも、「神の国に行く」と考えれば、救いになるのでしょう。生き残ったボブは、さすがに法律的な罰からは免れ得なかったようですが。そうした宗教的な意味を抜きにしても、のどの渇きという極限状態に置かれてもなお、人間として大切なものを守り通すという物語はすばらしいと思います。映像では、砂嵐の場面が圧巻。演じる方も撮る方も大変だったでしょうね。
アングロファイルさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-10-12 21:31:37)
その他情報
作品のレビュー数 14件
作品の平均点 6.50点
作品の点数分布
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4214.29%
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6321.43%
7642.86%
817.14%
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1017.14%
作品の標準偏差 1.50
このレビューの偏差値 52.22
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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