Menu
 > 作品
 > ホ行
 > 炎のごとく(1981)
 > アングロファイルさんのレビュー
炎のごとく(1981) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 炎のごとく(1981)
製作国
上映時間147分
劇場公開日 1981-05-09
ジャンルドラマ,時代劇,ヤクザ・マフィア,伝記もの,小説の映画化
レビュー情報
加藤泰監督、最後の劇場公開作品だそうです。会津小鉄会の始祖が主人公ですが、渡世の義理より女が大事というのが面白い。時代に翻弄されながらも我が道を行く仙吉が小気味いい。前半の倍賞美津子、後半のきたむらあきこと、ヒロインも魅力的です。菅原文太はとにかく怒鳴っているような印象で、普通ならあまり評価できないのですが、これは作品自体が熱に浮かされたようなところがあって(幕末が舞台のせいか)、そこにあって浮かずにうまくはまり込んでいるところは、監督の計算でしょうか。音楽がテレビドラマ風で安っぽいところが残念。2部に別れているのですが、それぞれが75分程度で、テレビなら90分枠で収まりそうです。もともとテレビドラマとして企画されたというのは考えにくいのですが、主人公を考えるとなきにしもあらずか? 構成は雑然としたところがあって粗いのですが、先に書いたような熱いところがあり、力業ではあっても捨てがたい魅力がありました。
アングロファイルさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2016-04-17 10:59:11)
その他情報
作品のレビュー数 6件
作品の平均点 5.17点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
2116.67%
3116.67%
400.00%
500.00%
6233.33%
7233.33%
800.00%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 1.95
このレビューの偏差値 54.82
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
炎のごとく(1981)のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS