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《ネタバレ》 木が風にかすかに揺れている。それだけの映像を映画館で見るのが極上の気分である。そういう受容がこの時代の映画にはあった。政治の季節が一段落して、個々人が内的アイデンティティの模索へと突き返される時代の映画受容。大島映画はジェンダー論的に現在の鑑賞に耐え得ないところがあるのが惜しいが、その70年代初頭までの映像的凄みは今も圧倒的。
【ひと3】さん [映画館(邦画)] 8点(2025-06-20 08:49:53)
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