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《ネタバレ》 原作は未読。でも湊かなえさんの本は何冊か読んだことがあったので、映画を観ていかにも湊かなえワールドだな~て思えた。
父と息子とは違って母と娘の関係性ってそこに「命」が深く関わってくることだと思う。この映画でも「命」を紡いでいくことの尊さが表現されてました。それと劇中にほとんど出てこない永野芽郁さんの役名が最後に出てくるけれど、あそここそ名前=命だとそう感じずにはいられませんでした。 とても重々しくも観ていて吸い込まれていく吸引力のある重厚な映画だな~、て思っていたら最後の最後に主題曲が流れ出して安っぽいテレビドラマみたくなってしまって残念でした。それもなんか急に爽やかな感じに...。それまでの全てが台無しです。日本アカデミー賞で優秀助演女優賞を受賞された永野芽郁さんの演技も素晴らしかったんですが、彼女の少女時代を演じた落井実結子ちゃんも本当に素晴らしかった。特にキティちゃんのシーンは圧巻でした。 恐らく自分とは一生関わることないであろう世界の異質な人たちの物語として、傍観者的な感覚で眺めるように視聴いたしました。ま、こんなんもあるよね。 【Dream kerokero】さん [インターネット(邦画)] 5点(2025-05-11 16:38:12)
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