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伊豆の踊子(1954) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 伊豆の踊子(1954)
製作国
上映時間98分
劇場公開日 1954-03-31
ジャンルドラマ,ラブストーリー,モノクロ映画,青春もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 川端康成の「伊豆の踊子」は小説といっても短いものであり、一気に読むことができる。しかもストーリーも断片的で会話の部分も少ない。したがって映画化するにしても、踊り子と学生が惹かれあう様を上手に演出しなければならないし、原作にないエピソードも、雰囲気を阻害しないようにしてうまく入れ込む必要があると思う。
その点この映画は良くできている。冒頭の馬車と自動車の競争は、明治初めの時代風景描写として見事である。また学生がなぜ旅に出たのか、大島まで一緒に行くと言っていたのをどうして下田で別れてしまったのかも、よくわかるような気がする。
ただ私は「十七、八に見えていたけど、やっぱり子どもだったのだ」という学生の思い違いの部分が、原作の一つのポイントと思うのだが、美空ひばりは逆に大人びて見えて違和感を覚えた。
忘れていたが、音楽と歌は雰囲気にあっていて、すばらしいと思う。
ESPERANZAさん [DVD(邦画)] 7点(2011-06-02 20:04:10)
その他情報
作品のレビュー数 2件
作品の平均点 6.50点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.50
このレビューの偏差値 70.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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