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哀愁 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 哀愁
製作国
上映時間108分
劇場公開日 1949-03-22
ジャンルドラマ,ラブストーリー,戦争もの,モノクロ映画,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
愛するが故にその人の幸せを願い、美しい愛情と想い出をそのままに胸に秘めて死んで行く。これがマイラの愛だろうが、数十年経た今では何とか分かるようなものの、若い時最初に見たときは正直に言って理解できなかった。
けだし、この映画は悲恋映画の名作であろう。また前年の「風と共に去りぬ」のスカーレットを演じたヴィヴィアンが180度違う性格の女性を演じている。
この映画の要所要所で流れる別れのワルツ(蛍の光)は、「Auld Lang Syne」という古くからあるスコットランド民謡だが、これほどまでに切なく聞こえるのは初めてだ。
ついでながら、二人の想い出の場所で踊ったこの曲は、演奏者が自分のパートの演奏を終えるとローソクを次々と消していくシーンを作り出す。実に印象的であり、フランツ・ヨーゼフ・ハイドンの交響曲第45番の逸話を思い出さずにはいられない。
ESPERANZAさん [映画館(字幕)] 7点(2011-08-19 17:51:29)
その他情報
作品のレビュー数 55件
作品の平均点 7.44点
作品の点数分布
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223.64%
311.82%
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523.64%
6916.36%
71425.45%
81221.82%
9610.91%
10916.36%
作品の標準偏差 1.86
このレビューの偏差値 48.73
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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