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白と黒のナイフ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 白と黒のナイフ
製作国
上映時間109分
劇場公開日 1986-01-25
ジャンルドラマ,サスペンス,法廷もの,ロマンス
レビュー情報
《ネタバレ》 この映画の見どころは、真犯人が誰かではなく、ラストシーンの女性の感情。それまでの法廷シーン等は、いわば前フリ。でも法廷劇としての展開があまりにも上出来過ぎて、途中まではどうしても法廷モノ・推理モノの視点で観てしまい、そのせいで弁護士と依頼人の恋愛模様が余計なものに思えます。最後、正当防衛ではなく、愛に対する裏切りで引き金を引くという、女性の悲しさ・憎悪を描いたラストシーンなのに「“犯人はやっぱりこの人だった”だけの映画」に見えてしまうのがもったいないですね。
この映画、ずいぶん昔に観た覚えがあり、「二転三転するおもしろい法廷サスペンス」という記憶が残っていましたが、ひさしぶりに観たら、ラストシーンの意味や制作者の意図が、今ようやく理解できたように思えました。
ramoさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-11-11 11:41:34)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 45件
作品の平均点 7.04点
作品の点数分布
000.00%
112.22%
200.00%
300.00%
412.22%
536.67%
61022.22%
71328.89%
8920.00%
9613.33%
1024.44%
作品の標準偏差 1.62
このレビューの偏差値 49.83
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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