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バイオハザードII アポカリプス のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 バイオハザードII アポカリプス
製作国英,カナダ,独,仏
上映時間94分
劇場公開日 2004-09-11
ジャンルアクション,ホラー,SF,シリーズもの,ゲームの映画化,ゾンビ映画
レビュー情報
《ネタバレ》  前作に引き続き、素晴らしい。
 ゾンビ、ゾンビ犬、リッカーに加え、今作では『ネメシス』登場。ゾンビサバイバルから、ホラーアクションへ。そう、これがバイオハザードなんです。
 『見捨てられる隊員』『ゾンビと特殊部隊との市街戦』『狭い通路を追ってくるネメシス』きてる、きてますね。間違いなく、この映画製作に携わっている人達は、みんなバイオをプレイしていますね。それも『1』『2』『3』『コードベロニカ』あたりまで、やってんじゃないのー?バイオハザードが世界の架け橋に。何が架け橋になるかわからんもんですね。
 そしてジル・バレンタイン。ついにキター。レベッカ・チェンバース、クレア・レッドフィールドと並ぶバイオシリーズの3大ヒロインの一人。更にはS.T.A.R.S、待ってましたー。テンションマックスからの、ネメシスに瞬殺。そりゃないよー。バイオが誇る精鋭部隊を何だと思ってんのー。ジル・バレンタインも、登場シーンこそかっこよかったものの、アリスがパーティーに加わってからは見せ場らしい見せ場がなくなっちゃいましたね。そこはちょっと残念。
 ついでに言うと、『アリスとネメシスのタイマン』『墓の下から起き上がる死体たち』は、バイオハザードとは違うと思いまーす。その辺は全部減点。
 それにしても、個人的にバイオハザード・ゲーム版のストーリーテリングの良さっていうのは、『悲劇』だと思うんですよね。数々の悲劇。それでも生きるためにプレイヤーをせっせと動かす。恐怖だけでなく、絶望だけでなく、悲しい真実も体験しながら、それでも自分の力で道を切り開いていくから、このゲームは世界中でヒットしたと思うんですよね。
 つまり何が言いたいかっていうと、『アリスをかばって代わりにヘリを撃ち落としてあげるネメシス』っていうのは、このシリーズの本当の良さが理解できていないんじゃないかってことです。
 まあちょっと批判的なコメントが続いちゃいましたが、私の評価は8点。
 なぜかと聞かれても、『好きだから』としか答えられないです。
 『好き』という気持ちは理屈じゃないのよね。『好き』だからこそケチもつけたくなるわけです。
 『好き』という感情は、すべての理屈を凌駕する。
 
たきたてさん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2017-06-14 04:09:21)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 222件
作品の平均点 6.15点
作品の点数分布
000.00%
110.45%
210.45%
3104.50%
4198.56%
53917.57%
66027.03%
75022.52%
83013.51%
994.05%
1031.35%
作品の標準偏差 1.56
このレビューの偏差値 57.61
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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