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クリムゾン・リバー のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 クリムゾン・リバー
製作国
上映時間105分
劇場公開日 2001-01-27
ジャンルアクション,ホラー,サスペンス,シリーズもの,犯罪もの,ミステリー,刑事もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》  ちょっと話を整理します。
 『教授の娘と言っていたクライマーの女性。実は村娘。シスターの娘。双子の片割れ。生まれたときに、本当の教授の娘とすり替えられていた。・・・。大学側。大きくなったら、別人なのに同じ顔だから、二人が双子なのがばれる。よし、母親のほうに残してきたほうを殺そう。』
 これが動機?じゃあ学長こそまず殺されるべき。結局学長はどうなったんでしょうね。
 どうしても気になる謎が。母親が機転を利かせて、娘の死を偽装したわけですが、では代わりに死ぬことになった事故写真の少女は誰?もしかして、すり替えられた本当の教授の娘を身代わりに殺させた?だとしたら罪もなく命を奪われたその少女が一番可哀想なんじゃ・・・。
 点と点がつながって線になり、線と線がつながってひとつの画を描き出す。全体像がようやく見えてきたとき、感動と興奮同時に味わうことができる。これがサスペンスの醍醐味と思っているのですが、この作品、最後まで見ても感じづらいですよねー。難しいというよりただの説明不足、情報量の不足でしょう。
 あまり考えすぎると悪い意味で深みにはまるサスペンス。きっと、下手な推理はやめて、過程だけを目で追って楽しむと、意外とすんなり物語にはいっていける気がします。つまりは期待しすぎたらだめだってことですね。そうすれば名作の部類に入れてしまいそうになるほど、不穏な空気を満喫できると思います。
 猟奇サスペンスの攻防としては、かなり良いほうだと思いますけどね。
たきたてさん [DVD(字幕)] 7点(2015-11-24 13:34:04)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 202件
作品の平均点 4.92点
作品の点数分布
000.00%
120.99%
252.48%
32210.89%
44723.27%
56532.18%
63919.31%
7136.44%
862.97%
910.50%
1020.99%
作品の標準偏差 1.44
このレビューの偏差値 59.99
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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